小山を背にした廃墟がここにある。
元は病院か何かだったのだろうか、
マンションほど大きく、しかし人が住んでいたとは思えない形をしている。
脇にはボロボロで名前の読めなくなった墓がいくつかあった。
ここは危険地帯。
立ち入り禁止地区。
法が身の安全を保障しないこの場所だが
たった一つだけルールがある。
どれだけの極限状態でも、危険領域でも
感情のスピードメーターが赤へ突入しても、
決して理性を手放してはいけない。
唯一のルールだ。
※個人クラブ、及び同背後専用クラブ。
クラブパワーや仮プレ、ワールドリンクのための場所。
部員や友好の募集は行わない。