Under the Horizon

　


屋上前のとある一部室、遠く眺め渡す西の地平線。
景色は歪にも円かにも、心ひとつで変わるだろう。

西に光が墜ちたなら、それが東に還るまで。
世界に夜が満ちたなら、朝が訪れるその日まで。

この部屋に、名を連ねよう。



求める誓いはひとつだけ。死を求めない、覚悟を頂戴。
君が闇に墜ちたとしても、必ず救い出す。

そのために守護者の力を集め、ここに「城」を創るのだから。



――だからそう、歪にも円かな落日の日々を。

『共に生きよう、自由を手にするその日まで』