お世辞にも綺麗だとは言い難い町並みの細い路地を曲がると、古ぼけた看板が夕暮れの中細々とした光を放っている。
四神飯店――そう書かれた看板には、その名の通り青龍・白虎・朱雀・玄武の四聖獣が描かれており、コテコテの中華風な装飾で飾られていた。
辺りを見回せば清々しいほどに純日本な下町の路地で、その華美な看板は風景にそぐわぬ異質なものに見えるだろう。
しかし、心細いほどに人気のないその細い路で、暖かな光は心を和ませる。
加えて、嗅覚があなたの腹を鳴らせば、もう。
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中国から来たとき、日本で中華料理店をやっていた親戚を尋ねたところ、「自分が帰国している間店を任せた」と言われたアル。中華料理は修行中の身のぼくにそんな大役をくれるなんて…!ちょー感動ネ!ぼく頑張るヨ!!
店員を募集して、雑談中心に中華料理作ったりライブハウスに参加したりするネ。統一ICも欲しいアル…。
詳しくは「四神飯店について」を見るアルよ。