学園の近く、ふと気付くと居るような場所にそこは有った。
見てくれはどう見ては大きな和風旅館、自然も豊か
こんな地が全く騒がれていないのはバベルの鎖の力の作用なのだろうか?
「誰だ?」
ふと気付くと掃除をしていた様子の男性に声をかけられてた
「む……なるほど、お前もこちら側か。」
観察をしてすまない、と詫びつつも彼が再び口を開く
「ここは見ての通りの旅館だった場所、だ。」
一応、名義の上でも俺の私有地となっている、とも言う
「ここでの主な活動な茶会をしたり、交流を深める事、その為にも『ライブ』も時々している。」
入り口へと歩きながら、説明するように彼は語る。
「まぁ、全部の管理は厳しいから寮としては使えてはいないがな。」
そして入り口の前まで付くと
「さて、ようこそだ……よければ見学していけ、いつでも歓迎するぞ。」
言うことだけ言うと彼は奥へと姿を消していった……。