扉を開ければ、
そこには、季節の花を主とした花園。
と、広い豪邸をイメージさせるかのような…割と普通の館のような家のような。
扉の音に気づいたのか、1匹の黒猫と一緒に、
変な男の人…大学生に見える青年が出迎えた。
「おや、ようこそ【自由園】へ。ここは、何にも縛られない場所。」
と言っても、最低限の規約はあるけどね。
「あ、園と言ってもちゃんと館の中には入れるからね。」
柔らかい笑みを零しつつ、少年と黒猫は道案内をする。
…実は人知れぬおじさんのお手伝いをした際に、
この場所を頂いたとのこと。どうやら使わないようで。
「…曰くつきとかは、多分ないからね。」
* * *
一応雑談クラブです。
入部の際はクラブ規約に一通り目を通していただけると助かります。