片倉・純也
(ソウク・d16862)
2015年7月4日
【1】ファーストアタック作戦概要 【5:学園前駅】へ奇襲攻撃を行う。 概要としては、班単位での行動と班同士との連携をもって、当該戦場の敵戦力を削減するとともに敵情報を収集する。 また、強化一般人の解除が成功した場合、東側の一般人救助にあたる5E蓮連合が速やかに保護にあたれるよう円滑な連携を心がける。 【2】事前準備 (1) 地図 図書館や書店などで、札幌市営地下鉄東豊線の学園前駅と周辺の詳細な地図と地下線路の資料を入手し、コピーして配布する。 『深夜の札幌地下鉄ダンジョン』の参加者から話を聞き、罠の傾向や地形の情報を共有し、警戒と迅速さの両立を図る。 また、地図をおこしていた場合はコピー、無くとも聞いた話から情報を更に纏めた地図を再度おこして改めて配布する。 (2) 光源 迷宮内に光源がない場合に備えて、電池式の電気カンテラを準備して配布する。 (3) 連絡道具 ア 無線機 迷宮内でも使用できるハンズフリーのものを準備して配布する。 イ 携帯電話 ESP『ハンドフォン』の受信用として準備し、配布する。 (4)班編成 班行動を原則として人の孤立を防ぎ、班同士で連携して班の孤立を防ぐために班を編成する。 なお、特殊班については特殊班の記載を優先する。 ア 1班8人とする(但し、サーヴァントを除いた人数)。 イ 各班の戦力がなるべく均等になるように組織する。 ウ 各班に1人連絡係を設ける。 連絡係の配置は、班の中でも危険の少ない少し後方よりとする。 連絡係の人に通常の携帯電話とESP『ハンドフォン』を持って行ってもらう。 各班の連絡係同士で携帯電話の番号を交換しておき、ハンドフォンによる連絡が可能な状態としておく。 全ての連絡係の人に無線機を渡しておく。 エ なるべく各班にデモノイドヒューマン1人を入れる。 オ 各班でESP『スーパーGPS』『アリアドネの糸』『サウンドシャッター』『アイテムポケット』を持つ者を最低1人ずつ用意してもらう。 ・スーパーGPS 地図が使用可能なら現在地の特定に使用する。このESPを持つ班員に地図を渡す。 ただし、迷宮化の影響を考え参考程度に留め、過信はしない。 ・アリアドネの糸 地下への侵入に際して使用し、撤退経路に迷わないようにする。 ・サウンドシャッター 道中で遭遇した敵との交戦時に使用し、戦闘音から奇襲がばれないようにする。 ・アイテムポケット 潜入時、蛇変身した者をアイテムポケットに収めておく。 カ 所持ESPが指定されていない者は『蛇変身』を持つ。 潜入時は蛇変身してアイテムポケットに収まっておく(潜入行動の人数を減らして隠密性を高めるため)。 この際、デモノイドヒューマンが対象者にならないよう調整。 キ 特殊班:状況監視班 2つの班を正副の状況監視班に指定し、突入班の連絡係を担当してもらう他、奇襲開始指示、撤退の判断・指示をする役割を負ってもらう。 副班は正班に支障がある時にその代理をするとともに、正班の補助をする。 正班と副班は密に連絡を取って情報を共有する。 この2班は戦闘に参加せず、戦場の中でも前線から離れた比較的安全な後方に位置してもらう。ただし、孤立しないよう注意する。 この2班では全員に無線機や携帯電話を所持してもらう。 班員の内2名がESP『割り込みヴォイス』、その他はESP『ハンドフォン』を持ってもらう。 ハンドフォンを持つ班員は他の班の全ての連絡係と携帯電話の番号を交換しておき、ハンドフォンによる連絡が可能な状態としておく。 割り込みヴォイスを持つ班員は無線機やハンドフォンによる撤退の指示ができない場合に、割り込みボイスを用いて近くの班に撤退の指示を出すと共に、周囲の班にも撤退指示が出たと伝えるよう依頼する。 ク 特殊班:出入口封鎖班 各出入口に2班づつ配置し、脱出しようとした敵の掃討と撤退する味方の援護を行う。担当する出入口から突入した班を把握しておき、突入班の帰還を確認後撤退する。 殿を勤める班なので、特に遠距離サイキックを得意とする者。さらにある程度の精鋭を揃える。 内部で戦闘が始まるまでは隠れておき、中から外へ逃走する敵が現れたら襲撃する。封鎖班が包囲されないよう、2班で連携して退路の確保を最優先に行う。 【3】潜入 (1) 進行 現地の学生信者の見張りや偵察を想定に入れ、駅周辺で強化一般人や勧誘のソロモンの悪魔を発見した場合は、それぞれ解除と灼滅を狙う。 事前に配布した地図とスーパーGPSで現在地を確認しながら目的地【5:学園前駅】まで敵との遭遇に注意しつつ、速やかに進む。 迷宮化した内部は別として、入り口の4箇所は変わらないと推測されるので、特殊班を除いた突入班を4つに分けて侵攻する。 ・索敵 デモノイドヒューマンの『DSKノーズ』を活用し、曲がり角の先や周囲に敵が潜伏していないか策敵する。 ESP『蛇変身』を活用し、蛇の小ささを生かして曲がり角の先の様子を窺う。 (2) 敵遭遇時 サウンドシャッターを用いて戦闘音が響くことを防止しつつ、速やかに撃破する。 なお、ポジションがスナイパーの者は敵の連絡手段(無線機等)を狙って攻撃し、連絡手段を速やかに断つ。 【4】奇襲 (1) 奇襲開始 目的地【5:学園前駅】に到達したら、状況監視班が地下へ奇襲攻撃をする突入班と連絡を取り、タイミングを合わせて奇襲開始を指示して、奇襲を開始する。 (2) 戦闘 各個撃破を狙って班内では攻撃対象を合わせる。 接敵していない班は接敵している班を援護する。 接敵している班で戦闘不能者が4名に達した場合、速やかに戦闘不能者を連れて後退し、接敵していない班と交代する。 なお、戦闘に際しては撤退に備えてサーヴァントをなるべく温存する。 ア ポジション編成 各班ポジションはディフェンダーを最低3名、メディックを最低1名入れ、ディフェンダーとメディック以外はクラッシャーかスナイパーとする編成を基本とする。サーヴァントを数えると8人より多くなる班はディフェンダーを多めにする。 クラッシャーかスナイパーかについては、命中率に自信のある者をクラッシャーとし、自信のない者はスナイパーとする。 イ サイキック 各人遠距離単体攻撃サイキックを最低1つ、可能なら使用する能力値の異なるものを2つ所持する。 基本は命中重視、命中率が十分であればより高威力の攻撃を行う。 (3) 敵情報収集 敵の属性の得手不得手、使用エフェクトの情報を収集しておき、撤退後情報を共有する。 【5】撤退 (1) 撤退開始判断 突入班は各自の判断で撤退を開始する。撤退開始時に状況監視班に連絡、突入班の三割が撤退を開始した時に全突入班に撤退指示を出す。 (2) 撤退方法 あらかじめ撤退開始の合図を決めておき、状況監視班が撤退開始の合図を各班の連絡係へと流し、各班の連絡係が班員に撤退の指示を伝える。 戦線を少しずつ後退させながら、生存しているサーヴァントを集める。 集めたサーヴァントを前線へ投入し、サーヴァントが盾となっている間にアリアドネの糸をたどって地上へ速やかに脱出する。 突入班は極力突入した場所から撤退し、違う場所から撤退する必要が出た時は速やかに状況監視班に連絡、その後変更があった出入口封鎖班へと通達する。 地上へ脱出した後、侵攻開始地点まで一丸となって速やかに退く。 |
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