世界の種族・組織一覧

     現代世界には、様々な組織や生物、ダークネス種族が存在しています。
     世界にはまだ、バベルの鎖によって隠蔽されている勢力が数多く存在します。
     どの種族がどのルーツの宿敵かは、ルーツ一覧を参照してください。
    説明最新情報
    武蔵坂学園
    「むさしざかがくえん」。皆さんの通う学園です。
     東京都武蔵野市にあり、超機械「サイキックアブソーバー」を保有しています。現在は、年若い灼滅者達の互助組織として機能しています。
     今のところ、サイキックアブソーバーを直接狙ってくるダークネスはいません。どの組織にもそれだけの余裕やサイキックエナジーが無い為ですが、「破壊したら他のダークネス種族にも大きな利益を与えてしまう」という点も、ダークネス達が積極的な破壊作戦を行わない一因となっています。
    サイキックハーツのあらすじは、武蔵坂学園のあゆみで確認できます。
    ヴァンパイア
     ダークネスの貴族とも称される種族です。生物の生き血を喰らうことで生命を保つヴァンパイアは、闇堕ちの際に元人格の血族や愛する者をも闇堕ちさせるという性質を持ちます。
     他のダークネスと比較しての増加効率の良さから勢力は大きく、人員も精強です。
     かつて東欧を中心に広い勢力圏を持つヴァンパイア組織が存在しましたが、上層部はサイキックアブソーバーによって活動を停止し、比較的力の弱いヴァンパイア達が実働部隊として活動中です。

    身体特徴:ヴァンパイアの外見は人間と殆ど変わりませんが、肌が白く、眼が赤くなり、犬歯が牙になる者が多いようです。また、両腕が異形化したり、背中から蝙蝠の翼が生えるケースも目撃されています(全身画像)。
    7月10日更新
     サイキックハーツ『朱雀門・継人』灼滅に伴い、全てのヴァンパイアは消滅しました。

    過去の事件一覧
    アンブレイカブル
     最強の武を求める、狂える武人達です。
     最強を目指し、常に強敵との殺し合いを渇望しており、強敵と戦う為なら物事の道理や善悪に一切頓着しません。良い戦いが待っているならば、他のダークネスの企みであろうが躊躇なく破壊します。あまつさえ、強者と戦う為ならば、敗者を見逃したり、素質ある子どもを大切に鍛え育てたりさえもします。原則として群れる事を嫌います。

    身体特徴:アンブレイカブルの外見は人間と殆ど変わりませんが、体内から凄まじい覇気や殺気を放っている場合が多いようです。巨躯や痩躯になったり、戦いの傷跡をあえて治癒しないケースも多く存在します(全身画像)。
    7月10日更新
     アタワルパをはじめ、爵位級ヴァンパイア勢力に合流していたアンブレイカブル達を灼滅しました。

    過去の事件一覧
    イフリート
     神話の存在である巨大生物
    「幻獣種」。全身に灼熱の炎を纏う獣「イフリート」はまさしく幻獣種であり、その圧倒的な破壊力と殺戮欲は、神話の獣そのものです。
     多くの場合、イフリートは闇堕ちと同時に理性を失い、死ぬまで暴虐の限りを尽くします。

    身体特徴:イフリートは、獰猛な四足歩行の猛獣(哺乳類)を巨大化・異形化して、様々な形状の角や燃える体毛を生やした姿をしています。闇堕ち直後や、あえて意図した時には人間と同じ形状を取ることもできますが、理性は失われたままです(全身画像人間形態の例)。
    1月11日更新
    ガイオウガの尾の穏健派イフリートと共に、『龍脈封印儀式』でスサノオの影響による災害を阻止に成功!
    イフリート達は大地の力と合一しました。

    過去の事件一覧
    六六六人衆
     六六六人衆は、常に666人を保つ殺人集団です。
     殺人を繰り返して殺戮技術を高める一方で、六六六人衆内での高い序列(ナンバー)を得る為、六六六人衆同士で暗闘を繰り返します。厳格な序列があるにも関わらず、組織としての団結した活動は、現在確認されていません。

    身体特徴:六六六人衆の外見は人間と殆ど同じですが、暗殺スタイルに合わせた独自の衣装や武器に拘る者が多いようです。隠密性を高めるべく自らをオーラで覆ったり、過剰な巨躯や痩躯に変身する者もいます(全身画像)。
    (なお、ダークネスの武器は殲術道具とは異質な「本人の力の一部」であり、形状に決まりはありません。これは他のダークネス種族にもあてはまります)
    7月10日更新
     爵位級ヴァンパイア勢力に合流していた有力な六六六人衆を全て灼滅しました。

    過去の事件一覧
    ソロモンの悪魔
     人間を闇の道へと誘う、伝説の「悪魔」達です。
     魂に欲望を隠した人間達に働きかけ、闇の道へと誘うのを得意とします。本人を闇堕ちさせるばかりでなく、他の人間を巻き込んだサバトによって、大量の闇堕ちを促したりといった企てを行います。
     彼らには、悪魔崇拝や優生学を標榜する、数多くの一般人勢力が従っています。

    身体特徴:ソロモンの悪魔は人間に似た形状を取ることもできますが、本性を表した際の姿は千差万別で、個体ごとの共通点は見受けられません。ただし、身長体高は1~3mの範囲になります(全身画像)。
    7月10日更新
     サイキックハーツ『グラシャ・ラボラス』灼滅により、全てのソロモンの悪魔は消滅しました。

    過去の事件一覧
    シャドウ
     4種のトランプいずれかを象徴とする、非常に強力なダークネスです。あまりにも強大な為に、存在するだけで大量のサイキックエナジーを消費します。
     その為、シャドウ達は現在「ソウルボード」と呼ばれる精神世界に生息しています。
     ここではシャドウは大幅に弱体化しますが、サイキックエナジー消費も減るのです。
     シャドウは幾人ものソウルボードを渡り歩き、その全てを戯れに荒廃させ、蹂躙しています。犠牲者は次第に衰弱し、やがて死に到ります。

    身体特徴:シャドウの肉体は、「膨れ上がる闇」のような不定形のぶよぶよした塊から、戦闘に必要な部位が具現化されることで構成されています。またその肉体のどこかには、4種のトランプのマークのいずれかが出現しています。闇堕ち直後や、あえて意図した時には人間と同じ形状を取ることもできますし、人間形態のまま戦闘部位だけを具現化することもできます(全身画像人間形態の例)。
    2月21日更新
    慈愛のコルネリウスはソウルボードに吸収され、贖罪のオルフェウスは灼滅に成功。赤の王タロットの代替を充分に得られなかったソウルボードは、入ったシャドウ全てを吸収するように。

    過去の事件一覧
    羅刹
     頭から黒曜石の角を生やした「鬼」の種族です。人間に似た外見を保ちつつも、その性質は極めて粗暴です。自分以外の他者について想像せず、思うままに生き、やりたいように暴れまわります。人類は彼らの好奇心をよく刺激するため、興味本位で人里にやってきた羅刹達の横暴の記録が、今も多くの伝承や御伽話として残されています。その傾向は現代も変わらず、都会等では数多くの羅刹が住んでいるとされます。

    身体特徴:羅刹の外見は人間と殆ど変わりませんが、頭から黒曜石の角を数本生やしています。また、神薙使いと同様の「鬼神変」で片腕を異形化させることができますが、羅刹は更に、全身を伝説の「鬼」の如き形状に変化させることも可能です(全身画像)。
    2018年7月10日更新
     新宿迷宮で刺青羅刹『うずめ様』を灼滅しました。

    過去の事件一覧
    ノーライフキング
    「屍王」とも呼ばれる、現在知られる中で最も高い個体戦闘力を誇るダークネスです。本来の生物的な肉体から離れ、非肉化する程に力を増す性質を持ち、幾多の儀式を経て己の肉体を白骨や水晶へ作り変えます。
     彼らは死体を「アンデッド」として眷属化する能力を有しています。強力なアンデッドは高い戦闘力・指揮力・政治力を持ち、配下を率いて他のダークネス種族と戦う程の性能を誇ります。眷属だけでも十分に、他のダークネスと互角に戦い、人間社会を操る力さえも有しているのです。

    身体特徴:ノーライフキングは、強大になるごとに、体表は「外骨格」に覆われ肉体は「水晶化(透明化)」してゆき、その姿は人間からかけ離れてゆきます。また骨格化・水晶化した部位は形状を変化できるため、髑髏の魔獣に変身したり、背中から「水晶の翼」を生やすようなケースも存在します(全身画像)。
    7月10日更新
    サイキックハーツ『アンリ』が灼滅者に戻り、ノーライフキングは全て消滅しました。

    過去の事件一覧
    淫魔
     人間の快楽と淫欲を刺激し堕落へと導く悪魔です。
     人間を誘惑して信奉者を集めたり、気に入った相手を恋に落としたりと、個体ごとに様々なかたちで、人の心をもてあそびます。己の愉しみの為であれば他を省みない淫魔達は、その遊戯の為に多くの犠牲を招くことがあります。

    身体特徴:淫魔は普段は人間の姿をしていることが多いですが、本性を表すと「半獣化」し、小悪魔の角や翼、尻尾が生えたり、髪や下半身が蛇になったり、猫耳肉球猫尻尾が生えるなどの変異が発生します。これにより、淫魔の魅力は更に増大します(全身画像)。
    2016年6月28日更新
    大淫魔サイレーン灼滅完了!
    淫魔の組織的活動は完全終息へ。


    過去の事件一覧
    ご当地怪人
     ご当地パワーの暗黒面を操る怪人達です。
     宇都宮ぎょうざ怪人や熊谷体温計怪人、讃岐うどん怪人など様々な怪人がおり、同じ名前の怪人も沢山います。
     彼らは皆、ご当地で様々な悪事を企て、そっから何やかんやあって最終的には世界征服を達成するという、壮大な計画を目論んでいます。
     彼らは「大首領グローバルジャスティス」に忠誠を誓っていると言われていますが、その姿を見た者はいません。

    身体特徴:多くのご当地怪人は頭部が分かりやすい形状になっていますが、必ずそうなる訳ではなく、きちんとカッコいい怪人もいます。闇堕ち直後や、あえて意図した時には人間と同じ形状を取ることもできます(全身画像)。
    7月10日更新
     サイキックハーツ『グローバルジャスティス』灼滅により、ご当地怪人は全て消滅しました。

    過去の事件一覧
    デモノイド
     ソロモンの悪魔「アモン」により創造された、新たなるダークネス種族です。魂に眠るダークネスを「デモノイド寄生体」に変異させる魔術儀式を受けた一般人は、肉体を寄生体に乗っ取られ、巨躯の怪物デモノイドに変異してしまうのです。
     理性は無く、直属の創造主の命ずるままに行動します。能力自体は他種族より低いことが多いですが、忠実な兵隊となる為、他種族の手駒として使われるケースも多く存在します。

    身体特徴:全身にデモノイド寄生体を纏って膨れ上がり、体内に武器をも融合した悪魔の如き姿になります。稀に、デモノイドロードと呼ばれる「人間形態と理性を維持できる個体」も存在します(全身画像人間形態の例
    7月10日更新
     サイキックハーツ『ロード・プラチナ』灼滅により、全てのデモノイドは消滅しました。

    過去の事件一覧
    スサノオ
     世界を滅ぼす白炎の幻獣種、それが「スサノオ」です。
     人狼の封印から解放されたスサノオは、ただ世界に存在するだけで、大地に眠る古の「畏れ」を呼び起こします。
     また、その身体を構成する「白き炎」は、エクスブレインの予知を妨げます。
     加えて、スサノオ同士は融合巨大化する能力を持ち、やがては世界を滅ぼす「スサノオ大神」になるとされています。

    身体特徴:スサノオは、異形化した狼の如き形状をもつ、白き炎の塊です。実体の無いエネルギー体ですが、狂気に塗れた神託を告げる場合に、人間や狼、あるいは狼獣人の姿で実体化することがあります。(全身画像
    1月11日更新
     巨大スサノオ達の力が大地に還元されることで起きる災害を、イフリート達と共に『龍脈封印儀式』で阻止に成功。対スサノオ戦は決着しました。

    過去の事件一覧
    タタリガミ
    「都市伝説」を生み出し喰らい進化する、恐るべき悪霊。それが「タタリガミ」です。
     タタリガミは、己が手にした情報媒体から噂を拡散することで、新たな都市伝説を創造します。更に、都市伝説を喰らうことで、対象と同じ姿と力になれる能力も有しています。タタリガミはこうした創造・捕食・変身の繰り返しで、どこまでも強くなると噂されています。

    身体特徴:タタリガミは何らかの「都市伝説」と同じ姿をしており、その外見は千差万別です。ただし必ず、本・手帳・スマートフォンといった、噂を広めるための「情報媒体」を持っています。(全身画像
    5月9日更新
    ソウルボードの『鎖』が現実世界に出現、各地に潜伏していたタタリガミを一斉に襲撃。現場に赴いた灼滅者達は彼らの逃走を許さず、タタリガミは全滅。そして、首魁のラジオウェーブはソウルボードに吸収されました。

    過去の事件一覧
    眷属(けんぞく)
     ダークネスは、生きた人間の魂の中にのみ存在しています。
     その為、多くのダークネスは利用価値の無い死骸や動物等を「眷属」と呼ばれる化物に改造して使役しています。
     動物から創造されるので、様々な形状の眷属が存在します。
     また最近は、器物から創造された眷属も目撃されています。
     戦闘不能になった眷属は、殆どの場合、肉体も残さず消滅します。
     多くのダークネスは眷属を召喚する能力を持っていますが、一度の召喚数には限りがあるようです。

    都市伝説
     サイキックに対して無知な一般人も、時にサイキックエナジーに関与し、霊的存在を出現させることがあります。
     人々の噂話や未知を恐れる心がサイキックエナジーと融合したとき、「都市伝説」と呼ばれる暴走体が生まれます。
     都市伝説は1990年以降の日本で頻繁に目撃され始めており、日本にサイキックエナジーが集積されたことが原因で発生したと言われています。
     都市伝説は、彼らが出現する原因となったエピソードに沿って活動します。全てが灼滅者の敵になるとは限りません。

    強化一般人
     ダークネス達は稀に、闇堕ちの可能性が無い一般人に対し、戯れに人体改造を施す場合があります。
     改造を施された「強化一般人」は、一般人を対象としたESPにかからず、眷属程度の戦闘力を持ちますが、改造主の命令に逆らうことはできず、寿命や知能に欠陥を負っています。
     強化一般人の多くは、ダークネスの強大な力に魅せられてしまった哀れな人々ですが、改造されたばかりならば、救出できることもあります。

    分割存在
     ダークネスや眷属は、ブレイズゲートに飲み込まれると、無数の肉体に分裂弱体化してしまう事があります。
     これら「分割存在」は、能力や保有知識が大きく弱体化し、そのブレイズゲートから出られなくなります。
     が、何らかの方法によって、分割存在の群れをブレイズゲートから連れ出し、配下として使役するダークネスも存在するようです。

    一般人
     世界の多数派でありながら、ダークネスに「見えざる圧政」を強いられている存在、即ち人類です。肉体は脆弱でサイキックも使えませんが、高い知能と旺盛な好奇心を備えています。
     魂の中にダークネスを有しているのは、人類だけです!
     この絶対的な理由により、ダークネスは決して人類を滅ぼしつくすことはありませんし、可能な限り個体数を増やしてやろうともします。ただし、終わることのない苦しみの中で。
     なお一般人には、ごく稀に「特殊肉体者」が存在します。

    エクスブレイン
     サイキックアブソーバーから未来予知を得る「特殊肉体者」の呼称です。生まれつき脳の一部に「全能計算域(エクスマトリックス)」と呼ばれる、本人が認識した情報を無限に収集し続ける領域を所有しています。収集された情報は本人にも使えないので、本来は何の意味も無い能力なのですが、サイキックアブソーバーが発する魔術情報を「未来予知」にアウトプットできるため、武蔵坂学園では重要な役割を担っています。
     詳しくはこちらを参照してください。

    ラグナロク
     体内に膨大なサイキックエナジーを蓄積する「特殊肉体者」の呼称です。闇堕ちすると強大な「ラグナロクダークネス」に覚醒することから、あらゆるダークネスに狙われています。
     破滅の運命にある危うい存在ですが、『契約』(信頼する相手に、肉体のどこかにある刻印を触れさせる事)を結べば救われ、力をもたらしてくれると言われています。
    ラグナロクの詳細はこちら

    サーヴァント
     灼滅者の内に眠る潜在能力「ポテンシャル」が具現化した存在。それがサーヴァントです。
     サーヴァントは主人の心情を発現したものであったり、ポテンシャルを犠牲にすることで奇跡を発生させた結果として出現したものであったり、発生・性質・外見・能力は様々です。
     まれに、サーヴァントを保有するダークネスも存在すると言われています。
     なお、全てのサーヴァントは人間の言葉を理解できますが、会話や自律的な判断に基づく複雑な行動はできません。
    「病院」
     武蔵坂学園以外にも灼滅者の組織は複数存在しており、現在学園に所属する灼滅者の中にも、過去に小組織を率いて活動していた人が多く存在します。
     それらの中でも通称「病院」と呼ばれる高度に武装化された人造灼滅者の組織はダークネスと激しく対立していましたが、ダークネスとの戦いの末に大きな被害を受け、残る人造灼滅者は武蔵坂学園に合流しました。
    (「病院」の詳細はこちら)
    過去の事件一覧