アリス・バークリー
(ホワイトウィッシュ・d00814)
2014年8月29日
5E蓮連合はファーストアタックとして、「一般人救出」を行います。 1.事前準備 まず、インターネット上で武蔵野市の住宅地図をダウンロードします。 災害時のハザードマップ作成の要領で、この武蔵野市の地図に危険区域を図示し、建築学部の図面複写用大型コピー機で必要数をコピーします。不足分は適宜増刷します。 学園内本部用の市内全域を図示した地図と、各方面に散る班用の担当区域のみの地図を用意します。これは2B桃の必要分も含みます。 また、学内サーバ内にSNSを構築し、全体地図を閲覧できるようにすることで、個々人の情報端末から全体状況を把握できるようにします。 基準となる敵軍の侵攻経路は、(1)エクスブレインの予知、(2)空飛ぶ箒で空中から定点観測を行う魔法使いで構成された観測班の報告及び(3)既に作戦を終えて帰投した奇襲攻撃担当の連合の結果から割り出します。 1-2. 地図上の危険度は、敵本隊が通過する地域及び戦場となる武蔵坂学園キャンパス周辺は赤、敵が迷い込みそうなところは黄色、敵の被害が軽微と思われるところは緑。安全なところは無色とします。 2.避難誘導 武蔵坂学園大学部社会福祉学部と建築学部の共同事業として、『上記ハザードマップの有効性を検証するため』という名目で、武蔵野市民に8月31日早朝から同日夕まで避難所に避難していただきます。 この、直接避難を促して回る班を、以後「実働班」と呼称します。携帯電話やタブレット、トランシーバーなど、後述の本部や他の実働班、観測班と情報が遣り取り出来るような準備をしていきます。 実働班には「ハンドフォン」「割り込みヴォイス」「スーパーGPS」「DSKノーズ」が使える灼滅者をくわえることとします。それぞれ、情報伝達、位置確認、敵の接近察知に利用します。 「DSKノーズ」や観測班の監視で敵の接近を察知したら、避難していない市民がいないか灼滅者のチームで見回りを行い、取り残された一般人がいれば避難所まで運びます。特にライドキャリバーで編成されたチームには遠距離の見回りを担当してもらいます。 地図上で「安全」と見なされた地域には、避難の呼びかけは行いません。人的リソースは「危険」地域に集中投入します。 3.対応範囲及び避難場所 武蔵野市中央部及び西部を活動範囲とし、東部及び学内は2B桃に対応を任せます。 避難場所はハザードマップ上で「安全」と区分されている地域の避難所を指定します。(通常の災害とは被害の出方が違うため、武蔵野市が指定している避難場所と必ずしも同じとは限りません) 地形的に連続した武蔵野市外の地域も、必要なら避難対象地域とします。 4.避難対策本部 学園内に避難対策本部を設置し、携帯電話、SNS等で実働班・観測班と連絡を取り合い、一般人の避難状況を逐一把握します。2B桃が必要とするようであれば、共同管理とします。 現場で判断に迷ったときに、責任を持って決断する部署でもあります。 対応する生徒の容量オーバーを防ぐため、各地域ごとに一人ずつオペレーターを配置します。 避難状況は学内サーバの武蔵野市全体図に記入していき、実働班・観測班のタブレットやスマートフォンなど情報端末で確認できるようにします。 5.負傷者の救護・治療 基本的に、敵の軍勢が現れる前に避難完了を目指しますが、それが間に合わずダークネスの攻撃を受けた人々にはサイキックで治療します。 「魂鎮めの風」「ペインキラー」「巣作り」などで、負傷者の苦痛を取り除き、「ドリンクバー」で避難した一般人に栄養補給してもらいます。 棒と衣服で作った担架や、背負子などで、自力で動けない負傷者を避難所まで運びます。 6.教師の活用 教師自身の土地勘と人脈、社会的信頼性を最大限活用して、一般人の避難を側面支援してもらうこととします。 |
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