彷徨の羅刹

    羅刹の少女「上泉・摩利矢」
     羅刹の少女が一般人を殺害する未来が予測され、灼滅者達は事件を防ぎに向かいます。
     灼滅者達は交渉を申し出ますが、包囲して少女の逃げ場を塞ごうとしたことで決裂。
     戦いの末、灼滅者は少女を灼滅します……が、灼滅したと思ったのも束の間、奇妙な力が少女に流れ込み、彼女を復活させてしまいます。
     灼滅者達が驚く間に、少女は姿を消しました。

    御子 羅刹村の村長
     その後、灼滅者達に窮地を救われた羅刹の少女──摩利矢は、自分の事情を明かします。
     摩利矢のいた羅刹の村には、『御子』と呼ばれるラグナロクの少女がいました。ですが摩利矢はラグナロクの扱いを巡る意見の相違から村を離れ、御子を助けようとしていたのです。
     灼滅者達は摩利矢と共に、羅刹の村へ赴くことになります……。

     隠されたルートを辿り、村に辿り着くことに成功した灼滅者達。
     村長の家に忍びこんだ彼らは、御子が地獄絵図の鬼を実体化させるために力を使わされてたことを知ります。
     ですが村人との接触に失敗したことで、灼滅者達の潜入は既に察知されていました。
     村長や、村を訪れていたソロモンの悪魔「ベレーザ・レイド」を一度に相手取ることになり、窮地に追い込まれる灼滅者達。
     さらには罠とベレーザの攻撃で瀕死の重傷を負わされた摩利矢を救うべく、御子が闇堕ちし、ラグナロクダークネスと化してしまいます。羅刹の世を築くべく動き出す御子を、灼滅者達は止めることが出来るのでしょうか……。