●謎の『新たな灼滅者』
『ソウルボードの綻び』にまつわる事件で、灼滅者達は現れた『鎖』の全てを破壊します。
この事件の直後、「新たな灼滅者」と思しき力を持つ人が、デモノイドロードによって襲撃を受けるとの情報をエクスブレインが予知しました。
「新たな灼滅者」は、ルーツとポテンシャルを持たず、独自のESPのみを使うことが出来る存在でした。
デモノイドロードは爵位級ヴァンパイア勢力に所属することになった『うずめ様』の予知を元に彼らの出現を察知し、狙っていました。
灼滅者達は、デモノイドロードと配下のデモノイド達を撃破し、襲われていた人達を保護します。
●襲われていた人々の性質
灼滅者達が襲われていた人達を保護したことで、その共通する性質が明らかになります。
彼らは『バベルの鎖』を帯び、それぞれに独自のESPを持ちますが、戦闘用のサイキックは使えず、闇堕ちに至る危険性も一般人と同程度。
通常の灼滅者のように闇堕ちを遠ざけるために『癒し』を得る必要もありません。
彼らは
羅睺・なゆた(d18283)により
「エスパー」と呼称されることになりました。
エスパーの出現をソウルボードの『綻び』と関係があると考える者も多く、灼滅者が今後もその活躍を知らしめるにつれ、増えるものと推測されます。
●番外編:刺青羅刹『うずめ様』の遍歴
高い『予知能力』を持つ刺青羅刹『うずめ様』は、その能力により勢力を築いていました。
幾度かの戦いの後、灼滅者達は
名古屋七大決戦で『うずめ様』を破ります。六六六人衆は彼女を含めた強力なダークネスをハンドレッドナンバーに加えるべく
ハンドレッド・コルドロンで蘇生させますが、儀式は灼滅者達によって不完全に終わり、蘇生された『うずめ様』はハンドレッドナンバーになることなく、朱雀門高校に身を寄せます。
そして、朱雀門高校の崩壊と共に『うずめ様』は爵位級ヴァンパイア勢力に身柄を移された模様です。
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