鈍・脇差
(ある雨の日の暗殺者・d17382)
2018年6月23日
---------------------------------------------------------------------- 1.選択した総力戦 ---------------------------------------------------------------------- 【民間活動】 民間活動の成果を元に、世界中のエスパー(※)に対して、応援を呼びかける。 (※このプレイングにおいて、エスパーの表記には未覚醒の一般人も含むものとする。) ---------------------------------------------------------------------- 2.作戦の概要 ---------------------------------------------------------------------- 【広報活動】 世界中の人々に対し、世界の真実を伝える活動を行う。 極力嘘は吐かず、自分達の知る世界の実情を真摯に伝える事で信頼を得る。 同じサイキックハーツの仲間として、当事者であるエスパーの方々に正しい情報を伝えた上で、灼滅者を応援するという形で、総力戦に協力して貰える様にお願いする。 その際、応援は強要するのではなく、エスパーの方々それぞれの判断に委ねる形とする。 また可能であれば、エスパーの方々に無理のない範囲で、応援以外の面でも総力戦に協力して貰える様にお願いする。 同じ目的に向かって協力する事で、信頼と連帯感を深めると共に、人々の持つ戦闘以外の力を最大限に活かす。 各活動の広がりに合わせて現地で協力者を募り、協力の輪を広げていく。 世界各地への広報活動と共に、各地で得た情報を纏め、エスパー達の置かれている現状と抱えている問題を把握する。 また、各地を繋いだ情報伝達網を確立し、異変があれば素早く察知して対応出来る態勢を整える。 【救出活動】 ジャスティスベースにおける戦争に備え、エスパーの方々が戦闘に巻き込まれて被害を受ける事のないよう、現地フィレンツェにて事前の避難誘導と、戦闘地域からの救出活動を行う。 【戦況報道】 応援してくれるエスパーの人達に戦況を伝えるべく、戦場から全世界に向けた報道活動を行う。 また、応援の言葉を投稿出来るサイトも用意すると共に、世界各地からの応援中継も行う。 戦場と全世界を双方向のやり取りで繋ぎ、想いの籠った沢山の応援の声を届ける。 ---------------------------------------------------------------------- 3.準備 ---------------------------------------------------------------------- <各連合との連携> 各連合の活動を確認し、情報交換を行う。 物資調達等で現地のエスパー達の協力が必要な場合は、主に交渉や説得の面で協力する。 また、戦地拠点の設営と運営や、総攻撃に同行してのエスパー救出活動について、連合間でスムーズに連携する為のブリーフィングを行っておく。 <活動拠点> 広報活動の活動拠点は、武蔵坂学園とする。 活動にはエスパー達にも積極的に協力して貰える体制を整える。 他勢力の襲撃や活動への妨害も警戒しておく。 <エスパーに関する状況調査と、協力体制の確立> 一般人のエスパー化や、グローバルジャスティスの演説による混乱がどの様に広がっているか、調査により実際の状況を確認した上で、効果的な活動に繋げる。 また人々のESPや特技について、協力者に自己申告して貰った情報をデータベースに取りまとめ、協力してくれるエスパー達がスムーズに動ける環境を整える。 広報活動の広がりに合わせ、各地を繋いだ情報伝達網を確立し、異変があれば素早く察知して対応出来る体制を整える。 ---------------------------------------------------------------------- 4.【広報活動】広報する内容 ---------------------------------------------------------------------- エスパー化した人々に、世界の真実を説明する。 ●ダークネスによる人類支配と、闇堕ちの誘発について ●闇堕ちによる元人格喪失のリスクについて ●人々を護る為に、灼滅者が活動してきた事実について ●サイキックハーツに至った経緯について ●人々のエスパー化について ●バベルの鎖の効果について ●常に世界征服を狙っていた、これまでのご当地怪人達の行動について ●『グローバルジャスティスの主張の矛盾点』について これらの内容を中心に、なるべく分かり易くかみ砕いた説明を行う。 誤解を防ぐ為にも、エスパーからの質問には丁寧に答える。 説明や説得はエスパーの反応を確認しながら、なるべく気持ちに寄り添う形で行い、少しでも不安を取り除く。 自分達の知る世界の実情を真摯な態度で伝える事で、灼滅者の活動に対する理解と信頼が少しでも多く得られる様に努める。 <灼滅者の活動について> ダークネスによる人類支配の中で、その理不尽に立ち向かい、人々を護る為に影ながら活動してきたのが、自分達『灼滅者』である事を伝える。 <サイキックハーツに至った経緯について> サイキックハーツとは、全ての魂が1個体に集結して生まれる強力な生命体だが、現在は複数のサイキックハーツが生まれる異常事態に直面している事。 彼らの攻撃から全ての人々を守る為に、人類全体でサイキックハーツとなる道を選んだ事。 そしてその影響で、全ての人々がエスパーへと変化しつつある事を説明する。 <人々のエスパー化について> 急激な変化に、当事者であるエスパー達も混乱していると想定し、エスパーについても丁寧に説明する。 それぞれに独自のESPを持つが、戦闘の力は持たない事や、 負傷してもダメージを受けないが、サイキックという特殊な攻撃によるダメージは受ける事を説明する。 怪我はし難くなっても、死ぬ危険が全く無くなった訳ではなく、決して無茶はしないように呼びかける。 <クロ―バルジャスティスの主張の矛盾点について> 人間がダークネスとなる事は闇堕ちといって、『人間の精神を崩壊させて、ダークネス人格に乗っ取らせる』事であり、 人々の魂を護るものではない事を説明。 彼はその事を意図的に隠しており、信用できないと断じる。 つい先日も、人々の精神に重大な影響が出る事を分かった上で、ソウルボードの力を奪いに動いていた事実を例に挙げ、 彼にとって大事なのは、ダークネスという闇人格の繁殖であり、人間の命は二の次である事を指摘する。 クロ―バルジャスティスは、世界征服を企む悪の組織の首魁である事に間違いはない事を伝える。 ---------------------------------------------------------------------- 5.【広報活動】広報する方法 ---------------------------------------------------------------------- ■インターネットの活用■ インターネットを利用した情報発信を、全世界に向けて行う。 WEBページ、動画配信サイトなど、あらゆる情報媒体を活用する。 IT技術者や有効なESPを持ったエスパーに協力を頼み、チームを組んで活動する。 SNSも活用する。 これまでの民間活動で知り合った人々に協力を頼み、多角的な視点から情報を発信して貰う。 また、灼滅者とエスパーと双方向で、気軽に意見交換できるサイトも立ち上げる。 情報セキュリティに精通するエスパーに協力して貰い、他勢力による妨害工作を防ぐ。 また、グローバルジャスティスによる放送ジャックが続いている場合は、その解除を行う。 ■マスメディアの活用■ TV、ラジオ、新聞、雑誌など、マスメディアを活用した広報活動を、全世界に向けて行う。 各国のTV局や記者クラブに協力を求め、プロの視点と手腕で活動に協力して貰う。 瑠架戦争の際に撮影した報道映像も活用する。 ■各国政府への働きかけ■ 別府の避難に始まり、これまでの戦争での避難活動を通して繋いだ人脈を活用する。 日本政府に世界各国の政府への情報伝達と顔繋ぎをお願いし、各国の有力者との接触をスムーズに行う。 その上で灼滅者が現地へ向かい説明、協力を頼む。 世界各地での活動にはESP『ハイパーリンガル』を活用すると共に、現地出身の灼滅者・エスパーにも協力を頼む。 ■各国の一般市民への働きかけ■ 各国の現地の様子を確認した上で、現地市民への協力を呼びかける。 協力者を募り、現地の風習も考慮した広報活動を行う。 世界各地での活動にはESP『ハイパーリンガル』を活用すると共に、現地出身の灼滅者・エスパーにも協力を頼む。 ■紛争地域での広報活動■ 世界各地の紛争地域の状況を確認する。 エスパー化による混乱によって暴動が起きている事も想定し、可能な限り穏便な手段での混乱の沈静化に努める。 国連などの調停機関と協力し、状況を説明した上で、一時停戦と、応援への協力を呼び掛ける。 双方の遺恨が根深い事も配慮して、それぞれの主張は否定しないように注意する。 武力制圧は基本的には行わない方針。 しかし激しい暴動が続く場合は、事態を収拾させる為の最終手段として、手加減攻撃による武力制圧も視野に備えておく。 ■宗教組織への働きかけ■ 各宗教組織の有力者と接触し、説明した上で、それぞれの思想とぶつからない形での、広報活動と協力をお願いする。 ■灼滅者とエスパーの交流■ 壮行会を行う3C桜と協力し、灼滅者とエスパーが直接交流出来る機会を設ける。 交流会を開いたり、メッセージの交換を行ったり、互いの理解を深める助けとする。 <その他> 現地でのダークネスによる妨害にも留意し、エスパー達に被害が及ばぬように活動を行う。 ---------------------------------------------------------------------- 6.戦地でのエスパー救出活動 ---------------------------------------------------------------------- ■事前の避難誘導■ 現地フィレンツェの行政、消防、警察、軍隊、及び公共交通機関に協力を頼み、市民の避難活動を行う。 現地は既に光に包まれる異常事態となっており、人々の安全を確保する為に、市長から避難勧告を出して貰う。 混乱を抑える為に、なるべく現地の防災システムに沿った形で、市外に向けた避難活動を行う。 スタジアムや学校など、市外に複数の避難所を儲け、決戦日までに避難を完了する。 但し、病院等に長距離の移動が困難な患者が居る事も想定し、市内の大きな総合病院も避難所の一つとして設置する。 ■決戦当日の救出活動■ <拠点設営> 3C桜と協力し、武蔵坂学園の初期制圧場所に、救護・避難の為の拠点を設営する。 事前の必要物資調達に関しては、現地フィレンツェの行政にも協力して貰う。 物資の運搬や拠点設営には、『怪力無双』や『アイテムポケット』を活用する。 ●必要物資の用意 ・屋外行事用大型テント複数 ・災害用トイレ複数 ・ブルーシート ・雨風避け用透明シート ・毛布 ・水 ・無線用アンテナ ・救護セット ・簡易食料 ・ぬいぐるみなど、子供用の玩具 ・報道用大型TV ・報道用撮影機材 <総攻撃における救出活動> 敵拠点内に囚われたエスパーが居る事も想定し、救出活動を行う。 総攻撃を行う連合に同行し、エスパーが居ないか確認、見つけ次第救助する。 8人編成でチームを組んで行動し、フォローし合う。 連携先の連合の作戦に合わせ、作戦を阻害しない様に注意して活動する。 <避難所での保護> 戦地で救助したエスパーは、設営した拠点内の避難場所で保護する。 怪我をしている場合は、回復サイキックにより回復を行う。 ESP『クリーニング』により清潔さも保つ。 ESP『ハイパーリンガル』を使い話しかけ、状況を確認する。 子供が不安そうな場合は、玩具も使って気持ちを和らげる。 3C桜の炊き出しなども活用させて貰い、心を落ち着けて貰う。 灼滅者との交流を通して不安感を和らげ、可能な範囲での応援も頼む。 ---------------------------------------------------------------------- 7.当日の戦況報道 ---------------------------------------------------------------------- 応援してくれる世界中のエスパーの人達に戦況を伝えるべく、戦場から全世界に向けた報道を行う。 灼滅者で報道班を編成、外部からも戦況が分かり易い様に、戦場の様子を撮影する。 戦場との距離感に注意しながら、過剰に残虐な内容とならない様に配慮する。 報道にはインターネット配信と共に、TV局にも協力を頼み、全世界へ向けての配信を行う。 分かり易さを重視した子供向けのチャンネルと、 状況を説明して事実をより正確に伝える大人向けのチャンネルの2系統を配信する。 応援の言葉を投稿出来るサイトも用意すると共に、エスパーの協力で各地からの応援中継も行う。 また、ネット上の応援を、戦地にいる灼滅者がスマートフォンなどから閲覧できるようにする。 戦場と全世界を双方向のやり取りで繋ぎ、沢山の応援の声を届け、その想いがより身近に感じられる様に工夫する。 広報拠点である武蔵坂学園とも中継を結び、万一の襲撃に備えて双方の状況を確認すると共に、エクスブレインやラグナロク、教師達の声も確りと届ける。 ---------------------------------------------------------------------- 初めての総力戦という形での民間活動。試行錯誤の中でプレイングを纏めるに当たり、活発な意見で協力してくれた連合の皆に心からの感謝を。 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