刺青の羅刹達

　「刺青の羅刹」とは、一般人を羅刹にする謎の「刺青」を持つ羅刹を指します。
　彼らは他の「刺青の羅刹」から刺青を奪うことで、その力を増す性質を持ちます。
　全ての刺青を奪うことで、刺青の完成を目指していた刺青羅刹達ですが、有力な刺青羅刹の一人「外道丸」を武蔵坂学園が灼滅したことで、その望みは絶たれることとなり、以降は独自の活動を続けています。

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●現在確認されている有力な刺青の羅刹

	名前	解説
	『箕輪御前』 鈴山・虎子	赤城山の羅刹の村にいた女羅刹だが、刺青の羅刹として目覚め、他の刺青の羅刹から刺青を奪うことで大幅にパワーアップを遂げた。現在は朱雀門高校に所属している。
	外道丸 （灼滅完了）	新宿歌舞伎町で用心棒を務めていた独自の仁義を標榜する刺青の羅刹。保護していたロード・ビスマスと自身の刺青を狙って歌舞伎町に襲来した朱雀門高校との戦闘中、介入した武蔵坂学園が灼滅に成功。
	うずめ	刺青を彫ることで軍人のように統制のとれた強化一般人を作る『彫師』を部下に、九州で勢力を広げる刺青の羅刹。移動要塞化した『軍艦島』にいる模様。
	鞍馬天狗	古の羅刹で、ご当地幹部アメリカンコンドルの軍勢を撤退に追い込む程の実力者。傭兵的な存在として朱雀門高校や天海大僧正と協力関係にある。
	天海大僧正	四百年以上を生きる刺青羅刹。『慈眼城』を拠点に無限存在化した羅刹集団『慈眼衆』を率い、『大戦（おおいくさ）』への備えを進める。安土城怪人とは不倶戴天の間柄。
	依	武蔵坂の灼滅者加賀・琴（凶薙・d25034）の闇堕ちした姿。天海大僧正の下で、外交工作を中心に献策を行っている。

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●女羅刹が求めるものは

　羅刹佰鬼陣の戦場から逃走した『箕輪御前』鈴山・虎子が一般人の男性から『刺青』を奪い取るという予知を受け、現地に向かう灼滅者達。
　灼滅者達の前に姿を現した虎子は、謎の『刺青』の力を得て大幅に強くなっていました。
　その上、灼滅者達が虎子と戦う中で、狙われていた男性が突如として闇堕ちし、羅刹となってしまいます。
　出現した羅刹との戦いに灼滅者達が手を取られている隙に、虎子は逃走してしまいます。

●刺青羅刹出現

　虎子が語った通り、『刺青』による闇堕ち事件が発生するようになります。
　刺青によって闇堕ちし、狂乱のままに力を求める羅刹達と、灼滅者達は戦います。

●新宿大決戦を阻止せよ！

　『鈴山・虎子』と、もう一人の強力な羅刹が新宿歌舞伎町で激突、街が壊滅する未来予測が確認されます。
　歌舞伎町崩壊を阻止するべく歌舞伎町へ向かった灼滅者達は、虎子と戦う未来が予測されていた刺青の羅刹『外道丸』に接触し、歌舞伎町崩壊を阻止しました。

●新宿防衛戦

　新宿防衛戦の中、外道丸を中心に羅刹達は歌舞伎町の守りを固めます。
　灼滅者達は歌舞伎町に何度も小規模な攻撃を仕掛けますが、歌舞伎町を陥落させることはできませんでした。

●謎の『彫師』

　『彫師』と呼ばれる者の存在を突き止めた灼滅者達。
　彫師はＨＫＴ六六六と手を結び、一般人に刺青を彫ることで、羅刹ではなく強化一般人へと変えていました。
　彫師の正体や刺青羅刹事件との関連を探るべく拠点に潜入した灼滅者達は、強化一般人達と交戦、拠点を脱出します。

●朱雀門と刺青の女羅刹

　紫堂・恭也が鈴山・虎子を朱雀門高校に勧誘する未来が予知されます。
　阻止に向かった灼滅者達は恭也、虎子双方との交渉に失敗し、撤退しました。

●不夜城の激突

　ロード・パラジウムが新宿歌舞伎町の外道丸を朱雀門高校に勧誘。この交渉は決裂することがエクスブレインによって判明していましたが、介入を決断した灼滅者達は交渉の現場に向かいます。
　パラジウムを灼滅するべく戦闘中に攻撃を仕掛けた灼滅者達ですが、追い払う以上を望まなかった外道丸の協力は得られず、パラジウムの撤退を許します。

●伝説の彫師拠点強襲

　鹿児島に発見された『彫師』の屋敷へ、灼滅者達は襲撃を仕掛けました。
　灼滅者達は強化一般人達によって何重にも守られた屋敷を破り、刺青を彫ることで強化一般人を生み出していた羅刹の『彫師』を灼滅します。
　ですが『彫師』の裏にいた存在は、正体を見せぬままに撤退します。
　ＨＫＴ六六六の淫魔が口にした、『うずめ様』とは……？

●うずめの行方

　宮崎県の荒立神社に、彫師屋敷にいた強化一般人を発見した七塚・詞水（d20864）。
　荒立神社に乗り込んだ詞水達は、「うずめ」と呼ばれる刺青の羅刹が『神降ろし』を行い、羅刹に『彫師』の能力を与える光景を目撃しました。

●ゴッドモンスター

　ラグナロク「ゴッドモンスター」を巡る決戦の場で、ご当地幹部アメリカンコンドルに戦いを挑む刺青の羅刹「鞍馬天狗」が確認されましたが、武蔵坂学園は彼とは交戦しませんでした。

●外道丸vs鞍馬天狗、新宿迷宮の戦い

　朱雀門高校の協力を得た「鞍馬天狗」が新宿歌舞伎町に侵攻、外道丸を新宿迷宮に追い込みます。
　武蔵坂学園は朱雀門勢力を撃退し、外道丸を灼滅しました。
　またパラジウムの目的は、外道丸が保護していた『レアメタルナンバー』のデモノイドロードの一人、「ロード・ビスマス」にあった事も判明。パラジウムがレアメタルナンバーの力を求めている事がはっきりします。

●星火ゆらめく ～西教寺捜索～

　戦国武将『明智光秀』と羅刹集団『慈眼衆』との関わりを探るべく、近江坂本の西教寺へ赴いた丹下・小次郎（d15614）達。
　そこで慈眼衆に遭遇、捕らわれた彼らは、慈眼衆の主である刺青羅刹『天海大僧正』と対面します。

　武蔵坂学園が外道丸を灼滅したことで、『刺青を全て揃える』という本来の目的を果たすことが出来なくなった刺青羅刹達は、独自の行動を取り始めていました。
　既に鞍馬天狗と手を組んでいた天海大僧正は、不倶戴天の仇敵である安土城怪人との合戦が近く行われるため、西教寺に兵力を集めていたことを灼滅者達に告げます。
　灼滅者達と敵対する気はないという天海大僧正。
　来たるべき合戦に、灼滅者達はどのように臨むのでしょうか？

●琵琶湖の戦い

　『悌』の犬士『安土城怪人』と、その不倶戴天の敵である刺青羅刹天海大僧正は、琵琶湖周辺を舞台とした合戦を行い、雌雄を決しようと戦力を集め始めます。
　安土城怪人が配下を琵琶湖で最も力を発揮できる『琵琶湖ペナント怪人』に仕立て直すのに対し、天海は琵琶湖周辺を荒らすことでご当地パワーを削ごうとします。
　果たして灼滅者達の選択は……？

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