刺青羅刹「天海大僧正」と、スキュラ八犬士「安土城怪人」。
宿敵の間柄である両者は、琵琶湖を舞台とした合戦に向けて動き出します。
戦力増強を行おうとする側と、それを阻止しようとする側。
ダークネス同士の戦いにおいて、武蔵坂学園は、どちらに協力するのでしょうか。
●琵琶湖の戦い~慈眼衆VS琵琶湖ペナント怪人~
安土城怪人は、かつてのペナントレースによって集まったペナント怪人達を、琵琶湖周辺で最も力を発揮できる「琵琶湖ペナント怪人」に改造していきます。
天海大僧正配下の「慈眼衆」は、これを阻止するために動き出します。
灼滅者達は、慈眼衆に協力しペナント怪人達を撃破しました。
●琵琶湖の戦い~慈眼衆VS刀剣怪人軍団~
琵琶湖周辺を守るためと老人たちに説法を行い、強化一般人に変える活動を行う慈眼衆。
これに対し、安土城怪人は新たに「刀剣怪人軍団」を投入します。
妖刀・村正を筆頭に次々と襲来する怪人達。
新たな局面を迎えた琵琶湖の戦いにおいて、灼滅者達は刀剣怪人軍団側に味方し、一般人への被害を防ぎます。
●琵琶湖大橋の戦い
天海と安土城怪人は、双方共に武蔵坂学園を引き入れることを諦め、他のダークネス勢力への協力を呼び掛け、琵琶湖を巡る戦いは多数の勢力を巻き込んだものになっていきます。
天海大僧正側には
「鞍馬天狗」「朱雀門高校」「うずめ様」「HKT六六六」。
安土城怪人側には
「各地のご当地怪人」「ケツァールマスク勢力」「業大老一門」、さらに「白の王セイメイ配下のアンデッド」。
エクスブレイン達は、両勢力が激突しての決戦の果てに、琵琶湖周辺が荒廃し果てることを予知します。
その大決戦を阻止すべく、決戦の端緒となる琵琶湖大橋の戦いの前に、武蔵坂学園は双方の勢力に同時攻撃を仕掛けます。戦力の過剰な減少を警戒した両勢力は撤退し、ダークネス同士の大決戦は回避されました。
●地獄合宿~戦いは続く
琵琶湖大橋の戦いが決着をつけずに終わり、半年以上の年月が流れた2015年5月。
ゴールデンウイークの真っ最中に、両勢力は再び激突しようとしていました。
恒例の地獄合宿の一環として、戦いに介入した武蔵坂学園は、直近で激しく敵対していた朱雀門高校や『うずめ様』勢力が味方した天海大僧正陣営を主に攻撃。
その影響もあり、戦いは安土城怪人の勝利に終わりました。
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