●朱雀門高校共闘交渉
シャドウ大戦の末、四大シャドウで唯一、勢力を維持することとなった歓喜のデスギガスとの決戦に向け、武蔵坂学園は対抗策を練り始めます。
その中で「ヴァンパイア組織『朱雀門高校』への協力要請」という意見が出され、朱雀門高校側からも対話を認めたことから、代表の灼滅者達が京都の朱雀門高校へ赴きます。
灼滅者達に対し、生徒会長ルイス・フロイスは理想とする世界の違いを語りながらも、手を組むことに同意。
ですが、同時に彼の口からは、「次の決戦に乗じた武蔵坂学園襲撃」を爵位級ヴァンパイアが計画していることが明かされます。
ルイス・フロイスは、「誤った決戦の日取りを爵位級ヴァンパイアに伝えて襲撃を事前に誘発させ、武蔵坂学園と朱雀門高校の共同で迎え撃つ」という作戦を提案。
灼滅者達はこの作戦に乗り、爵位級ヴァンパイアを迎え撃つことになります。
●武蔵坂防衛戦
『黒の王』 朱雀門・継人 | 『無限婦人』 エリザベート | 『殺竜卿』 ヴラド | 『魔女』 バーバ・ヤーガ |
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朱雀門高校による情報操作は成功し、デスギガスとの決戦よりも早く、4体の爵位級ヴァンパイアと配下達が武蔵坂学園へ襲来します。
朱雀門高校の加勢もあって防衛戦は灼滅者達の優勢に進み、爵位級ヴァンパイアの一人『殺竜卿』ヴラドと交戦した灼滅者達は、その灼滅に成功しました。
ですが、闇堕ちして朱雀門高校に所属していた元灼滅者のダークネス、銀夜目・右九兵衛(d02632)が朱雀門高校を裏切り、『黒の王』朱雀門・継人に加勢。
朱雀門・継人は武蔵坂学園の捕虜となっていた姉朱雀門・瑠架と右九兵衛を連れて戦場を去りました。
●防衛戦の結末
武蔵坂学園の防衛は成功に終わりました。
灼滅者達は爵位級ヴァンパイアのうち、殺竜卿ヴラドを灼滅しています。
爵位級ヴァンパイアの活動には大量のサイキックエナジーが必要ですので、生き残った爵位級ヴァンパイア達も、歓喜のデスギガスとの決戦に横槍を入れることは不可能でしょう。
一方で、銀夜目・右九兵衛(d02632)の裏切りによって朱雀門高校の反逆行為が完全に露見したことを受け、朱雀門高校生徒会長ルイス・フロイスは爵位級ヴァンパイアの元を離れて完全な独立勢力となることを決意。
ですがヴァンパイアの生徒の中には、今回の戦いを前に離脱した者も多く、勢力の立て直しは困難な情勢です。
なお、武蔵坂学園との協力関係をより深めるため(生徒会長談)、朱雀門高校に所属していた武蔵坂学園の闇堕ちした灼滅者達は、右九兵衛を除く全員が武蔵坂学園に引き渡され、後に闇堕ちから復帰しました。