●2015年までの経緯
元スキュラ八犬士である『安土城怪人』と、刺青羅刹『天海大僧正』の戦いは
小牧長久手の戦いで安土城怪人の優勢に傾きました。
天海大僧正は、武蔵坂学園の灼滅者だった
刺青羅刹『依』の加入を経て武蔵坂学園に接近。
第2次新宿防衛戦での共闘を経て、武蔵坂学園の協力を取り付け、安土城怪人との決戦に挑もうとします。
●伏見城の戦い
第2次新宿防衛戦で戦力を減らした天海大僧正は、京都付近の複数拠点から一時兵を退かせました。
これらの拠点をあえて奪わせることで安土城怪人の戦力を分散させ、反撃による各個撃破を行った後、安土城怪人の本拠地である琵琶湖に攻め入ることを狙います。
ですが京都周辺を制圧した安土城怪人勢力は、京都府伏見区に『伏見城』を築城し、一大拠点としてしまいました。
伏見城を放置したままでは、琵琶湖を急襲して勝利したとしても、安土城勢力が伏見城に撤退し、態勢を立て直してしまうかもしれません。
天海大僧正は、強力なスサノオ壬生狼組を投入しての伏見城攻略を決めます。
伏見城を制圧した後、武蔵坂学園の灼滅者の協力を得て琵琶湖を攻撃すれば、安土城怪人の軍勢に完全な勝利を収める事も不可能ではありません。
灼滅者達の一部は伏見城の戦いに協力。
琵琶湖での決戦をより有利に進めるため、天海大僧正勢力の受ける被害を抑えますが、伏見城から撤退した戦力は、琵琶湖に合流します。
●琵琶湖・田子の浦の戦い
伏見城を制圧した天海大僧正は、いよいよ安土城怪人の本拠地である琵琶湖を攻略するべく、軍勢を進軍させます。
過去にも戦闘の要所となった琵琶湖大橋で小競り合いが始まりますが、それと時を同じくして、静岡県富士市の田子の浦沖に、多数のダークネスを乗せた移動島『軍艦島』が出現します。
軍艦島勢力は、富士山麓にて何かを企む
白の王セイメイとの合流を狙っていました。
安土城怪人との決戦を優先すべきか、それとも軍艦島勢力を優先すべきか。
どちらの戦場に向かうべきか。灼滅者達は判断を迫られます……。
結果、参戦した灼滅者の32チーム中21チームが琵琶湖側に参戦。
この戦いの中で、安土城怪人ともっともいけないナースを討ち取ることに成功します。
グレイズモンキーも安土城怪人の死後に戦場を去り、安土城怪人勢力は滅びました。
竹生島に僅かに残った残党は統率を欠き、いずれ自壊すると見られています。
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