●暗殺予選
幾多の事件に関わって来た一般人『ミスター宍戸』のプロデュースで開催された、『暗殺武闘大会』なる奇妙な大会の開催を、灼滅者達は大々的に行われた告知によって知ることになります。
横浜市を舞台に行われた暗殺予選が一般人を犠牲にするものであること、そして闇堕ちした仲間達も数多く参加していることを知った武蔵坂学園の灼滅者達は、犠牲を減らすべく、大会を阻止に向かいます。
武蔵坂学園の介入すら視野に大会を開催するミスター宍戸や運営する六六六人衆。
その意図は、一体どこにあるのでしょうか?
●武闘予選
『暗殺予選』に続き、今後は『武闘予選』なる参加者の絞り込みが行われます。
武闘予選の内容は、各地のブレイズゲートの攻略。
参加するダークネス達をブレイズゲート内で迎え撃ち、あるいは弱い者であれば通して、予選を骨抜きにすることを図る灼滅者達。
敵の意図の見えない大会でしたが、
コルネリウス&オルフェウスとの話の中で、歓喜のデスギガス勢力は、現実に出るために現実側からの働きかけを行っているだろうと発覚。
プレスター・ジョンの国襲撃の際に見せた、六六六人衆とシャドウ『歓喜のデスギガス』勢力愛徒の繋がりが、再び注目されることとなります。
●シャドウと密室殺人鬼
既にサイキック・リベレイターによって『歓喜のデスギガス』の現実への出現が早められています。
そのため、デスギガスが予想外に早く現れる心配はありません。
ですが、シャドウが現実で活動可能である状況を確認するため、協力関係にある六六六人衆と接触することが予測されました。
大将軍アガメムノンは、実体化したシャドウを、エンドレス・ノット配下の密室殺人鬼の密室の中に匿ってもらうことで、地上での戦力の増強を秘匿する作戦です。
ですが、サイキック・リベレイターによって、シャドウに対する予知は、従来のサイキック・リベレイターを越える範囲まで可能になっていました。
灼滅者達は、密室殺人鬼とシャドウと戦い、囚われた人々を救います。
この戦いは、過去に交戦したシャドウでも「現実世界では大幅に強化される」ことを、改めて確認する戦いともなりました。