「歌って踊ってエッチもできるスーパー淫魔アイドル・ラブリンスター」は、芸能事務所「ラブリンプロダクション」を率いてアイドル活動を行っている淫魔です。
もっとも、『バベルの鎖』の存在のため、人間を超越したアイドルぶりを発揮しながらも、その努力は報われていません。
ラブリンスター本人は活動中のダークネスの中でも強者と見られるだけの力を持っていますが、その欲求はアイドル活動に傾いており、それ以外の活動は組織の戦力維持程度にとどまっています。
ラブリンスターは武蔵坂学園に協力し、学園に攻め寄せた
爵位級ヴァンパイアを撃退するのに協力するなど、他勢力からも親密と見られるだけの関係を築いて来ていました。
ですが、
光の少年タカトに囚われ、『絆』を奪われたラブリンスターに関する情報は、武蔵坂学園の灼滅者達を除く者の記憶から忘れ去られてしまいます。
さらに、救出されたラブリンスターは、ダークネスとしての力と多くの知識を失い、ダークネスの人格のまま、
ラグナロクになってしまいました。
灼滅者達は、保護した彼女をどう扱うのでしょうか……。
●学園祭2014
学園祭に現れたラブリンスターは、学園祭を楽しんだ後、「一度だけ」学園に味方することを約束します。
●サイキックアブソーバー強奪作戦
学園に攻め寄せる3人の爵位級ヴァンパイアの軍勢。
恐るべき「三竜包囲陣」によって学園は窮地に陥りますが、ラブリンスターが絞首卿ボスコウの軍勢へと攻撃を仕掛け、陣の完成を遅らせる間に灼滅者達がボスコウを撃破。
学園は勝利を収めました。
●ラブリンスターの勢力立て直し
ボスコウの軍勢との戦いで大きな被害を受けたラブリンスター配下の淫魔達は、敗残勢力のダークネスを勧誘し、戦力回復を図ります。
ですが、その過程で勧誘に失敗し、勧誘しようとした相手に倒される淫魔も出て来てしまいました。
ラブリンスター配下に収まれば一般人への被害を減らせること、先の戦いでの被害回復のための行動であることなどから、灼滅者達は淫魔達を救けます。
●斬新社員引き抜き計画
武蔵坂学園によって白の王セイメイ勢力との合併交渉を妨害された斬新コーポレーションに対し、ラブリンプロダクションは引き抜き工作を仕掛けます。
灼滅者達は引き抜きを受けた六六六人衆が悪事を働く前に灼滅しました。
●七不思議使い勧誘
ラブリンスターは、関東に存在した「七不思議使い」の組織を傘下に収めます。
配下となった七不思議使いから、九州にも七不思議使いの組織が存在するとの情報を得たラブリンスターは、その情報を武蔵坂学園に伝えました。
●アイドル淫魔ライブ開幕
七不思議使いの加入により、口コミでの噂を広めることに成功したラブリンプロダクションは、各地でアイドル淫魔によるライブ活動を行っていきます。
ですが、そのライブに他のダークネスが押し掛け、来場者に危害を加えることが未来予測されたため、灼滅者達は被害を防ぐためライブに向かいます。
●ベヘリタスのアイドル淫魔襲撃事件
ラブリンスターが宇宙服の少年に襲われ、行方不明となる事件が発生。
ラブリンスターの『絆』は奪われ、庇護者だったラブリンスター本人の記憶までをも失ったアイドル淫魔達の元に、羽虫型のベヘリタスが襲来します。
灼滅者達は、淫魔達を攫おうとするベヘリタスと戦います。
●第2次新宿防衛戦
『光の少年タカト』により、歓喜のベヘリタスを操るために『無差別籠絡術』を利用されたラブリンスター。灼滅者達によって救出されたものの、彼女からは、何故かダークネスとしての力やダークネスに関する知識が失われてしまいます。
●あの人たちの行方 ~終末のアイドルの願い
ラブリンスターの力や絆は戻らないままですが、配下のうち、逃げずに望んでアイドル活動を継続している淫魔達を放置しておくと、他勢力に利用される危険もありました。
ラブリンスターの依頼を受けた灼滅者達は、アイドル活動を続けることを希望する淫魔達を『新生ラブリンプロダクション』にまとめ、武蔵坂学園の監視下に置いてアイドル活動を継続させることを決めました。
●ラブリンスターの予知能力
ラグナロクとなり、正式に武蔵坂学園の生徒となったラブリンスターが、エクスブレインに類似した予知能力を発揮し始めました。今後は、教室で姿を見かけることもあるでしょう。
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