アブソーバー最後の能力
『サイキック・リベレイター』。
その最初の目標として、灼滅者達が選択したのが『大淫魔サイレーン』です。
●選択時の情報
「大淫魔サイレーン」
封印された最後の大淫魔です。
それなりの戦力を保持しているようですが、敵勢力としては弱小の部類に入ります。
また、封印が解かれた時点で、現在の世界情勢を理解できていない為、討伐も難しくないでしょう。
くみしやすい相手ですが、勢力の弱さから、他の勢力と決戦している余波で復活し、他の組織と合流してしまう危険が最も高い組織でもあります。
大淫魔の勢力が、他組織に吸収された場合、一般人を配下として軍勢を作り出す可能性が高いので、注意が必要でしょう。
サイキック・リベレイターの発射直後から、海に面した地域で異変が発生し始めます。
大淫魔サイレーンが目覚める余波により、サイキック・エナジーの枯渇によって活動を止めていた淫魔達が動き出し、また一斉に淫魔に闇堕ちする者が現れ始めたのです。
これらの淫魔達を撃破し、灼滅者達はサイレーン勢力を削いでいきます。
そして6月、沖縄近海に巨大な都市が突然海底から浮上して来ます。
それこそは、大淫魔サイレーンがいる拠点に他なりませんでした。
●サイレーンの儀式塔
6月に予定されていた沖縄での修学旅行が中止になる中、エクスブレインによってサイレーンの海上都市に関する情報が判明します。
沖縄の海上都市は、サイレーンが複数持つ拠点の一つであり、しかも4つの『儀式塔』を通じ、都市間の相互転移が可能であるというのです。
この機能を止めない限り、戦争を仕掛けてもサイレーンはすぐに逃亡してしまう。
かといって、時間を掛けては戦力を集められてしまう……。
そこで灼滅者達は、各塔ごとに儀式塔への突破口を開くAチーム、塔を監視する淫魔達の対処に当たるBチーム、塔を制圧するCチームの三手に分かれての破壊作戦を決行。
塔を守る魚の特徴を持つ淫魔達、監視塔にいた淫魔「ブラックヴォイド」らを切り抜け、
四つの儀式塔の破壊に成功しました。
そして、灼滅者達は、大淫魔サイレーンとの決戦に挑みます!
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